前回、仕事関係でストレスを感じることがある、と書きました。
shufunojibunjikan.hatenablog.com
仕事をしている時間ってそれなりに多いし
色々考えたり、悩んだり。
でもやりがいを感じることを仕事にしたいし、
成長したいし、人の役に立つことが仕事だから頑張って当たり前。
そんな風に思っていました。
(いや、今も思っているよ、大事なこと。)
でも、みんながみんなそういう訳でもないらしい、ということに気づいたのは30歳を過ぎてからでした。
もっと軽い気持ちで仕事に取り組んでいる人がいるらしい。
仕事は仕事、と分けて考えることの方がむしろ一般的なようだ。
そしてそれでパフォーマンスが落ちるわけでも無いみたい。
夫に相談してみたら「そうだよ、俺は仕事にストレスってほぼ無いよ」
というではありませんか。
かなり驚きました。
私としては、仕事は誠意をもって全力投球が当たり前で
何か後世に残るようなことを、生きているうちに1つは成し遂げないといけない
と、そんなことできる筈もないのに、何故か思い込んでいたのです。
なので、自分で発信して新しいことをやりたい、やらなくては、頑張らなくては、人に認められなくては、と20代から30代前半は過ごしていたように思います。
仕事は名を残すようなものでは全然無いけれど、頑張ればそれなりに結果もでて、順調でした。
しかし、疲れていました。
そして仕事をしていない時間、例えば週末や連休などは子どもがいると仕事ができないことをずっとジレンマに感じていました。
冷静になればわかるのです。
仕事がいくら順調でも、家族の中が悪かったり、子どもがさみしい思いをし続けるのは幸せではないことが。
仕事を頑張り続けるなかで、徐々にバランスがとれていないことを感じはじめ、
また、仕事内容やいくら稼ぐかということで人は評価されるものではない
ということに気づいていきました。
わたしの悩みは「仕事」に関することばかりで、没頭できる趣味もありません。
もしかしたら、仕事に一生懸命になることで「自分の本当に求める人生や在り方」から目を背けているのではないかと。
そんな思いから数年たったある時、わたしはある目標を立てました。
仕事がゼロになっても不安を感じない。私が私であるだけで幸せ。
そんな風に感じられる自分になろう。
そんな目標です。
この目標はまだ全然達成できていません。
コロナで仕事が減った時もとても不安になりました。
しかし、何かを選択するときの基準にはなっていて
少しずつですが仕事が無い休みの日も、思いっきり楽しめることが増えてきたように思います。
仕事で価値をはかるのではなく、ただそこにいるだけでいいんだよ
そんなメッセージを自分に送り続けてあげたいです。